遠距離恋愛をしていた人が、結婚し一緒に暮らす場合、一般的にはどちらかが引越し・転職しなければなりません。
もし女性が転職・引越しすることになった場合、20代・30代の方は特に転職のタイミングに迷いますよね。
結婚前の転職、結婚後の転職それぞれのメリットと、おすすめの転職タイミングを実体験に基づきご説明します。
目次
結婚前に転職することのメリット
1. 「独身」が転職活動で有利
「独身である=当面子供を生まないだろう」と認識されるためです。
今の時代、企業側が面接などで直接「子供を産む予定はありますか?」と聞かれることはないとは思いますが、20代・30代の子無しの既婚の女性を雇ってもすぐに産休に入るのではないか?思われても仕方ありません。
このため、結婚については伏せて、まだまだ働くぞ!とアピールをすることで、企業も採用したいと思いやすくなるでしょう。
2. 結婚前に同居することで相手を見極める
結婚前に同居し、相手と一緒に住むイメージをつかむのは大切です。
遠距離であれば特に、イメージがつかみづらいと思います。
結婚してから初めて同居し、生活スタイルや価値観が合わず離婚してしまっては、元も子もないですからね。。
キャリアにブランクを作らないためにも、結婚前に転職し、お相手と同居してみるのは重要ですね。
結婚後に転職することのメリット
1. 「転職理由=結婚」が転職活動で有利
新卒採用で企業に志望理由を聞かれるように、転職活動では必ず前の会社を退職した理由を聞かれます。
結婚について伏せるのであれば、退職して居住地を変えてまでその企業で働きたい理由を伝えなければなりません。
一方、「結婚のため」という理由があれば、面接官もそれ以上理由を求めることはないでしょう。
また、地方の企業にとっては、地域外からの採用者がそこで長く働いてくれるかどうかは大きな課題の1つです。「結婚のため」という転職理由は、定着率の心配も一発で解決してくれる魔法の言葉です。
2. お互い結婚に対し覚悟を決めることができる
せっかく入社した会社を退職し、転職することは、貴方の人生において大きな選択です。
また、それを2人で決めたのであれば、お相手は貴方の大きな選択に一緒に責任を持つ必要があります。
しかし現実的な話、カップルという関係はあくまでも口約束であり、法的な関係ではありません。
引越し・転職して同居を始めたとしても、生活スタイルや価値観が合わなかった場合、簡単に別れることができてしまいます。。転職・引越しまでしたのに婚約破棄のリスクは避けたいですよね。。
貴方の大きな選択に対し責任を持つためにも、まずは結婚という手順を踏むことが誠実だといえるでしょう。
おすすめの転職タイミング
「結婚後」もしくは「婚約後」の転職がおすすめ
結論:筆者のおすすめ転職タイミングは「結婚後」結婚前なら「婚約後」
実際、筆者は結婚前に転職活動しました。ですが、プロポーズされ、お互い両親への挨拶も済ませた後でした。結果としては、計4社から内定をもらうことができました。
理由1. 「結婚」という理由が転職活動に強い!
15社ほど面接を受けましたが、やはり退職・退職の理由を聞かれなかったことはありませんでした。
その際、具体的に「○月に入籍予定です。」と結婚について話したところ、すぐに納得してくれました。結婚前であっても、具体的に結婚の予定を伝えれば、理解してくれそうです。
就職活動していたのが地方だったのもあり、長く働いてくれるかどうかは企業も気にしていた印象でした。
一方、「すぐ育休に入ると思われるのではないか」というリスクですが、4社から内定をもらうことができたので、そこを気にしない企業もちゃんとあるみたいですね。
そもそも、女性の育休を嫌がるような会社はこちらから願い下げですわ!
理由2. 相手も貴方の転職に対し責任を持つべき
前述したとおり、転職は貴方の人生にとって大きな選択です。
私は、転職の前にお互いが覚悟を持つためにも、基本的には結婚という手順が必要だと思います。
もし筆者のようにタイミング的に結婚前の転職が難しい場合は、婚約・両家挨拶を済ませるといいかと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
遠距離恋愛からの結婚で問題になる転職のタイミング。
人生にかかわる重要なタイミングですので、パートナーとじっくり話し合い、ご自身を大切に考えて決めるようにしてくださいね。
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